LINEのリッチメニューって何?作り方をハッシー先生に聞いてみた


先生、お店のLINEでトークの下に出てくる大きなボタン、あれは何ですか?

リッチメニューっていうんだ。お店の「入口の案内板」みたいなものだよ。

案内板!あれがあると、何がいいんですか?
リッチメニューってなぜ大事?
こんにちは、ハッシー先生です。LINE公式アカウントの構築をお手伝いしていると、「友だちは増えたけれど、予約につながらない」というご相談をいただくことがあります。そんなとき、まず見直すのがリッチメニューです。
LINEを開いた人は、メッセージを読み終えると「で、どうすればいいの?」と迷います。そこに「予約する」「クーポン」「アクセス」と大きなボタンが並んでいれば、指一本で次の行動に進めます。電話をかけるのが苦手な人や、Webサイトを探すのが大変な人にとっては、とてもありがたい入口です。
地域の美容室、整骨院、教室、園や施設のお知らせ用アカウント。規模が小さいところほど、問い合わせ対応にかけられる時間は限られています。よく聞かれることをボタンにしておくだけで、お客様も運営する人も楽になります。
メッセージの配信は、届いたときにしか目に入りません。それに対してリッチメニューは、表示しておけばトーク画面を開くたびにそこにあります。いつでも押せる「常設の入口」を作っておけることが、いちばんの強みです。

ボタンがあると、ぼくみたいな初心者でも迷わなそうです。
ツールの使い方
リッチメニューの画像は、決まったサイズと分割で作る必要があります。「LINEリッチメニューの下絵づくり」は、その画像をブラウザだけで作れる無料ツールです。
- サイズと分割を選ぶ。大(2500×1686)と小(2500×843)から選び、6分割・4分割・上1下3など、LINE公式アカウントマネージャーと同じ形のテンプレートを選びます。
- 色と区画ごとの中身を決める。チャコールやオレンジなどの色の組み合わせ、区切り線、文字の大きさを選び、区画ごとに文字・アイコン・写真を入れます。プレビューの区画を押すと、その入力欄に移ります。
- ダウンロードして登録する。JPEG(1MB以下に自動調整)かPNGで保存し、マネージャーの「画像をアップロード」から登録します。区画A・B・C…ごとにリンクやクーポンなどのアクションを設定すれば完成です。
デザイナーさんに頼みたいときは、枠と区画の記号、サイズが入った「下絵」も保存できます。指示書としてそのまま渡せます。
区画にどんなアクションをつなぐかも、ツールに例がのっています。「予約する」は予約ページへのリンク、「クーポン」は作成済みのクーポン、「アクセス」はGoogleマップの共有URL、「お問い合わせ」は自動応答のキーワードを送るテキスト、といった組み合わせです。マネージャーでの登録は、「ホーム」から「トークルーム管理」の「リッチメニュー」へ進み、「作成」から始めます。
色の組み合わせは、チャコール、オレンジ、白、生成り、紺の5つから選べて、背景や文字の色は自分で細かく変えることもできます。お店のロゴやWebサイトの色に合わせておくと、LINEを開いたときに「いつものお店だ」と感じてもらいやすくなります。
ここがポイント
- ボタンは「よく聞かれること」から並べる。予約、メニュー、アクセス、お問い合わせなど、電話やメッセージで何度も聞かれていることを優先しましょう。
- 大と小は目的で選ぶ。大は最大6つまでボタンを置けて、案内をしっかり見せたいときに向いています。小は高さが半分なので、トークの内容を広く見せたいときに使いやすい形です。
- 文字は大きく、短く。スマホの画面では思ったより小さく見えます。ひとつのボタンにひとつの言葉、くらいがちょうどいいです。
- 画像は1MB以下に。LINEに登録できるのは1MB以下のJPEGかPNGです。写真を入れるとPNGは重くなりやすいので、JPEGがおすすめです。
- テンプレートの形をそろえる。ツールで選んだ形と、マネージャーで選ぶ形が違うと、ボタンの位置がずれます。区画の記号は左上から右へ、上の段から下の段の順です。

ボタンを押したら何が起きるかは、どこで決めるんですか?

それはLINE公式アカウントマネージャーの中で、区画ごとに設定するんだ。画像はあくまで見た目、動きはマネージャー側と覚えておいてね。
まとめ
リッチメニューは、お客様がLINEを開いたときにいちばん目に入る場所です。きれいに作ることより、「次に何をすればいいか」がひと目でわかることを大切にしてください。
一度作ったら終わりではなく、季節のキャンペーンや新しいサービスに合わせて見直していくと、もっと使ってもらえるメニューに育っていきます。
LINEは、地域のお店や園と、そこに通う人をつなぐ身近な道具です。ボタンひとつで「行ってみよう」「聞いてみよう」と思える入口を、ぜひ作ってみてください。

まずは大の6分割で、試しに作ってみます!
予約の流れや自動応答、配信の設計までまとめて整えたいときは、お気軽にお問い合わせください。