パスワード、使い回してない?強い作り方をハッシー先生に聞いてみた

フォンくん

先生、パスワードって覚えやすいのをひとつ決めて、全部それにしたらだめですか?


ハッシー先生

気持ちはすごくわかるよ。でも、それがいちばん危ない使い方なんだ。


フォンくん

えっ、全部同じだと何がまずいんですか?

強いパスワードってなぜ大事?

こんにちは、ハッシー先生です。Webサイトやお店のSNSの運用をお手伝いしていると、「アカウントにログインできなくなった」「知らない投稿がされている」というご相談をいただくことがあります。原因をたどると、パスワードの使い回しや、推測しやすいパスワードだったということが少なくありません。

どこかひとつのサービスからパスワードがもれると、同じパスワードを使っているほかのアカウントにも入られてしまいます。お店のInstagram、予約システム、Webサイトの管理画面。どれも、お客様との大切なつながりの場所です。

強いパスワードの考え方はシンプルです。長くて、いろいろな種類の文字がまざっていて、人が考えたような規則がないこと。店名と開業年、子どもの名前と誕生日のような組み合わせは、覚えやすい反面、推測されやすくなります。文字数が増えるほど組み合わせの数は一気にふくらみ、片っぱしから試して当てるのがむずかしくなります。

とくに小さなお店や園、福祉の事業所では、担当の方がひとりで全部を管理していることも多いです。忙しいからこそ、最初に強いパスワードを作っておくことが、あとで困らないためのいちばんの近道になります。

「うちは小さいから狙われない」と思われがちですが、こうした不正なログインの多くは、相手を選ばず機械的に試されます。大きな会社かどうかは関係ないんです。

フォンくん

お客様との場所を守るため、なんですね。

ツールの使い方

「パスワード生成」は、強くて、ちょっと楽しいパスワードを作れる無料ツールです。

  1. 長さと文字の種類を選ぶ。8〜40文字の長さと、英小文字・英大文字・数字・記号を使うかどうかを選びます。記号が使えないサービスなら、記号を外して作れます。
  2. 好みの要素を足す。必ず入れたい文字列や、369・358などの縁起のいい数字、生年月日から算出するエンジェルナンバーも組み込めます。記号を「^_^」のような顔文字っぽくすることもできます。
  3. 強度を見てコピーする。強度が「弱・中・強」で表示されます。気に入らなければ再生成し、決まったらコピーボタンで写します。

生成はすべてお使いのブラウザの中で行われ、誕生日などの入力内容が外に送られることはありません。

縁起のいい数字やエンジェルナンバーは、遊び心のための機能です。毎日のログインで少しだけうれしくなる、そんな楽しみがあってもいいと僕は思っています。強さを支えるのはあくまで長さとランダムな部分なので、そこはツールにまかせてください。

選んだ文字の種類は、それぞれ最低1文字ずつ入るようになっています。組み込む文字列が多くて長さが足りないときは、ランダムな部分を確保するために、自動で文字数を増やして作ってくれます。楽しさをくわえても、強さは削らない。そんなつくりになっています。

ここがポイント

  • サービスごとに別のパスワードにする。ひとつもれても、ほかに広がらないようにするためです。
  • 二段階認証もあわせて設定する。多くのSNSやサービスには、パスワードのほかに確認コードを求める仕組みがあります。パスワードとセットで使うと、ぐっと安心です。
  • 長さを優先する。記号を増やすより、文字数を増やすほうが強くなりやすいです。迷ったら長めにしておきましょう。
  • 名前や電話番号をそのまま入れない。「必ず含めたい文字列」に、店名や誕生日をそのまま入れると推測されやすくなります。縁起の数字はお守りくらいの気持ちで使ってください。
  • 保管の方法も決めておく。付せんでパソコンに貼るのは避けて、パスワード管理アプリなど、安全な場所にまとめておくと安心です。
  • スタッフで共有するときは渡し方に気をつける。メールやLINEに書いたまま残しておくと、そこから広がってしまうことがあります。共有の方法をお店の中で決めておき、担当が変わったらパスワードも変えましょう。

フォンくん

こんなに長いと、覚えられる気がしません。


ハッシー先生

全部を覚えなくていいんだよ。安全な場所に保管しておけば大丈夫。大事なのは、使い回さないことなんだ。

まとめ

パスワードは、お店やサービスの「鍵」です。玄関の鍵をどの家も同じにしないのと同じで、アカウントごとにちがう、強い鍵をつけてあげてください。

一度に全部を変えるのが大変なら、まずはお客様とつながっているSNSやWebサイトの管理画面から。少しずつで大丈夫です。

地域のお店や園のアカウントは、たくさんの人とつながる大切な場所です。そこを守ることは、つながってくれている人たちを守ることでもあります。

フォンくん

まずはお店のInstagramのパスワードから変えてみます!

パスワード生成を使ってみる

Webサイトやアカウントの管理をどう整えたらいいか迷ったときは、お気軽にお問い合わせください。

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